雑感のススメ

三浦大知を摂って生きている

球体解釈 2.円環

 前曲↓
nfield.hatenablog.com

 

 

フレーズが回り続けるかのように繰り返されるイントロ。

水滴の音で開いた曲に合わせ、白いシャツの男がマイクを持ち、少しの笑みを浮かべながら、円環の中心で踊る。

バックでは歌詞に対応した映像が次々と流れていく。

 

 

見慣れた街並み 風待つ張り紙

額の汗を払い なぜか砂の手触り

何故か、どこかで見たことがある、体験したことのあるような記憶が鮮明に浮かぶ。

(→転生前の記憶。テレパシーやクレーターなど参照)

 

咳払い

それらが何なのか、まだ分からない。いつか、どこかで経験があることしか。

 

ここで男は円環から徐々に離れていく。

 

すぐ後ろ迫る 黄昏が照らす

見覚えあるギアマン じわり滲む違和感

夕暮れが近づく。何かの終わりが、すぐそこに迫っている(転生の旅)。

夕日に浮かび上がる硝子。何かが、記憶に引っかかる。

 

男は円環から跳ぶようにして抜け出す。

 

並ぶ窓 泳ぐ雲 探してる共通項

交差点 どこかで

つかむ記憶の袋 覗けば鳴るプレリュード

幕開け どこかで

マンション、雲、交差点、鉄橋、謎の街、硝子の瓶、張り紙、花、二匹の魚、トンボ

様々な映像が、頭の中に押し寄せてくる。取り留めのないフラッシュバックに共通点はあるのか。必死に記憶を探る。

そして、男は何かを思い出した。