雑感のススメ

三浦大知を摂って生きている

華麗過ぎてひれ伏したくなる三浦大知のダンス10選

三浦大知、摂ってますか。僕は一日一回ONE END TOURの音源を聞かないと落ち着かない体になってしまいました。硝子壜最高。

さて三浦大知と言えば皆さんどんなイメージをお持ちでしょうか。名前しか知らない、ダンスがやべー奴、歌唱力お化け、紅白常連、妻子持ち、EXCITEお兄さん…こんなとこですかね。どれも正解。今回は中でも一番分かりやすく凄まじさが分かる彼のダンスについて語ります。本当ならカップリングアルバム曲コラボ曲ライブ映像限定ダンス等々好き放題したいとこなんですが、如何せんこればっかは映像見てもらわないと意味がないので、Youtubeで公式が映像出してる中で選曲しました。完全に俺個人の好み出てるので、最近の曲ばっかになっちゃったけど許して。

 

 

 

 1. Be Myself


三浦大知 (Daichi Miura) / Be Myself -Music Video-

サムネでもう既に絵になってるよ。自己の解放をテーマにした、超絶クールでなおかつダンサブルな一曲。モヤモヤ~としたイントロからメロがどんどん開いてサビでバーーンと開花。気んん持ちいい~~~~~!!!サビのシンセ爽やか過ぎて泣く。

MVでの馬鹿みたいに目を引くサビの超人数ダンス、総ダンサー66名。軍隊師団か。これ、大人数からどんどんダンサーを減らしていって、ラスサビで大知が一人でフリースタイルで踊るっていう、「自分らしさ」へ向かっていく歌詞の世界観を表してるのね。逆光バックに踊る大知、神々しすぎてもうなんかダメ。一つ一つの細かな振りや、「Be Myself」のリズムに合わせたアイソレーションのキメが見ていてシンプルにかっこいい。王道は強し。66人従えてると思ったら誰も喧嘩売らないよね。 

 

 

 

 

2.Right Now


三浦大知 / Right Now (Dance Rehearsal)

飾りに飾ったMVでなくとも、練習風景すら世に出しても恥ずかしくないのがDMクオリティ。このダンスリハーサル映像での大知は完全にダンスに全神経を集中させたハイパーアルティメットダンス最終兵器、DAICHI。周りのダンサーも世界レベルなので人類の身体能力の粋を見てる至福。0:18からの空気が変わる瞬間がやべえ。多分あの瞬間あの場にパンピーがいたら殺気で死んでる。ダンスの「キレ」に殺されてる。個人的に3:46~の振り付けがドチャクソ好きです。最強日米ドリームチームを大知が完全に支配してる感じがたまらねえ。ある意味MVより見てておいしい。

 

 

 

 

 3.(RE)PLAY


三浦大知 (Daichi Miura) / (RE)PLAY -Music Video- from "BEST" (2018/3/7 ON SALE)

アルマゲドンの10000000000000倍イカしたサムネ。世界的に鬼活躍してるダンサーが集結した嘘みたいな動画。ブレイクダンス世界大会のテーマソングだけあって一片の隙もないダンスミュージック。それなのに確固たるメッセージ性を感じさせるキメラ曲。

しかもこのMV、一曲の中にブレイクもポップもロックもフリースタイルも全部混ぜ込んだ欲張り過ぎセット。ダンス展開早すぎて脳が追い付かないしもう曲どころじゃねえ。自分の曲のMVなのにダンサー魅せるために画面から消える大知、仏?3:24~の全員フリーのとことかもう脳汁に溺れる。ラストの演出まで存分に味わえるトッポソングです。是非。

 

 

 

 

4. Look what you did


三浦大知 (Daichi Miura) / Look what you did -Choreo Video-

歌詞見たら分かる通りゲロ重ソングなんですけど、バリクソ踊る。詞に込められた負のエネルギーを体現するかのような狂気みたいな複雑ダンス。サビの拍の取り方どうなってんだマジで。もしかして俺達には聞こえない音あんの?

MV初見時の感想は「足だけ別の意思持ってんのかい」。足の動き人間のそれじゃないでしょ。人の上半身に別の生き物の足付けてんのか?大腿筋でいいからくれ。

ホントに何でもない普段着みたいな衣装で、無機質な跡地みたいなとこで撮ってるのが、I need you という狂気と執着を内に秘めて平静を装ってる感じを表してるぽくてめちゃくちゃ好きです。

ちなみにこれ、カップリングです。どういうこと?

 

 

 

 

5. I'm Here


三浦大知 (Daichi Miura) / I'm Here -Music Video-

ホヤホヤの新曲。音源だけ聴くと優しく歌声で包んでくれるエールソングなのに、メサメサ踊る。嘘だろ。Aメロの「どこにっもぉ…」からバリバリ踊ってて「マジか」って声出た。正直ここまでダンスに振り切った曲だとは思ってませんでした。2:52のジャンプしてからの動きが何一つ理解できないんですけど。足。足どうなってんだよおい。

毛布みたいな大知の歌声と詞が最高な一曲ですが、このMVを出す前に大知が自分でMVの解説をする謎動画を出していて、発売直後にはMVを発表できないアーティストの裏事情に完全に喧嘩売ってる。オ、オラオラ系大知…。

 

 

 

 

 

6.The Answer


三浦大知 (Daichi Miura) / The Answer -Music Video- from "BEST" (2018/3/7 ON SALE)

MV全体にうっすらと漂う違和感。何を隠そうこれ、映像全部逆再生です。新ジャンル、逆再生ダンス。ただ何が恐ろしいって、ところどころに散りばめられた逆再生を匂わせる意匠(空に舞っていくテープ等)がなかったら下手すりゃ逆再生ってことに全く気付かない奴いると思う。それくらい大知本人のパフォーマンスに違和がない。キレがすさまじいので逆再生でも全然ダンスがブレない。口の動きに関してもちゃんと逆再生音源に合わせて練習したそう。「うぇぇぃぃあぁぅいぇぉぅうぁあ」とか言いながら撮影してると思うとめちゃくちゃ面白いな。

余談ですが、このシングル曲が収録されたアルバムのリードナンバーではついに無音ダンスとかいう人類には早すぎる神の領域に達します。公式映像がないのでまた別の機会に。

 

 

 

 

 

7. Darkest Before Dawn


三浦大知 (Daichi Miura) / 「Darkest Before Dawn -Music Video-」

大知、大自然の中で踊りだす。序盤の夜の森での闇を振り払うようなダンスから展開し、2:45~、朝日を浴びながら岸壁の上で激・ダンス。は?加工してるのかどうか知らないけど見たところ命綱つけてないよね?死にてえのか。絶対あの上から落ちたら64マリオみたいにHP減るだろ。「オォォーーーーゥッ!!」って言いながらHPバー赤色になるよ。もしかして、落ちないように自然が味方してる?…大知、自然を支配する念能力とか持ってる?操作系?

 

この曲、ライブだとサビ終わりに「ダァケスビフォォドオォ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ン!!!!!!」という10秒間の鬼ロングトーンが聴けます。


三浦大知 (Daichi Miura) / 「DAICHI MIURA LIVE TOUR ONE END in 大阪城ホール」

※2:03~

声枯れてる大知も最高。

 

 

 

 

 

8. DIVE!


三浦大知 (Daichi Miura) / DIVE! -Music Video- from "BEST" (2018/3/7 ON SALE)

 ベストアルバム収録の唯一の新曲。俺は買ってない。

何の気なしに聴けば爽やかな曲だなーくらいにしか感じませんが、往年の信者ファンにしてみれば懐かしさで死ぬ。このMVに三浦大知の歴史が詰まっている。振り付けから演出から、自身の過去作へのオマージュに溢れている。わかりやすいものだけでも、Keep It Goin' On, Free Style, Flag, Your Love, Delete My Memories, Lullaby, Turn Off The Light, Two Hearts, GO FOR IT, Unlock, EXCITE, U.…..頭おかしくなるわ。他にも「ここが○○の雰囲気に似てる」とか言い出したら論争始まっから。よくこれだけの演出を織り交ぜながら一つの曲にできるわ、すげーよ。

ちなみに一番最初の雲の上からカメラがインする演出はこれ↓のオマージュです。脱帽。


Michael Jackson - Black Or White (Official Video - Shortened Version)

 

 

 

 

 

 

9. 飛行船


三浦大知(Daichi Miura) / 飛行船 from DAICHI MIURA LIVE TOUR ONE END in 大阪城ホール

 三浦大知の真価はライブにあり。2019年、ONE END TOURにて、360度のセンターステージという新たな挑戦の舞台での一曲、飛行船。球体という神コンセプトアルバムの一作なのでこの曲だけ聴いても歌詞全く意味わかんないんですけど、とりあえずダンスがヤバい。ライブ向けにバンドアレンジを加え、新たに振り付けまで施してるのでもうクオリティがエグイ。1:46~とか振り揃い過ぎて神聖さを感じる。そしてその中に感じられる確固たる力強さ。2番Bメロから徐々に熱を帯び、サビで生命力が爆発する。この時大知は既に10曲以上歌っているので、それも影響してかさらに真に迫るものがある。3:32~、俺の語彙では語り尽くせない。神だ、神がいた。

 

 

 

 

 

 

10. Cry&Fight


三浦大知 (Daichi Miura) / Cry & Fight -Dance Edit Video-

正真正銘、三浦大知の最高峰。純国産ミュージックに乗せた、次から次へ展開する高度かつ美麗過ぎるダンス。後にも先にもこれが最高難度。

この曲は「静」から「動」への変遷がとても美しい。静かでありながら芯のあるBメロから、一気にサビに昇華し、力強さとダイナミックさを見せつける。DM耐性のない人間は大抵ここで死ぬ。俺は死んだ。「心を~~~~~!!!」のとこの足の動き、一生かかっても真似できない。

様々なダンスが交錯し、男女ダンサーが目まぐるしく入れ替わりながら世界を作り上げる。女性ダンサーがここまでしっかりパフォーマンスしているMVは珍しい。1:29~の間奏部分では女性ダンサーの見せ場が織り込まれている。メロがそもそも特異なこともあり、印象的なシーンである。2:30~の男性が女性を抱きかかえるとことかハッとさせられる。こういうのをエモいって言うんですか?1サビと打って変わって全員で見事に魅せる2サビ。きっっつい。ラストの暗闇の中でのダンスとかもうね。3:35~の足組み替えてアゴのとこで手クイッてやるやつがバカクソ好きなんですけど。

それにしてもここまで複雑なのに飽きず、目を引き続ける振り付けを考えるShingo Okamoto、ガチ天才。日本の宝。

そしてこれを歌いながら踊りこなす大知、特別天然記念物です。

 

 

 

 

いかがでしょうか。公式映像のあるものだけでも、レベルの高さ、いや高いとかそういう次元じゃないんですけど、がわかって頂けたと思います。

ただ上述した通り、大知の真価はライブです。彼のライブは、歌とダンスという、2つのエンターテインメントが同時に楽しめる脳キャパ完全オーバーイベントです。毎年のライブごとにファンを殺す気だろっていう名演出、名パフォーマンスがあるんですけど、書いてたら終わらないのでまた別の記事で紹介したいと思います。

 

以上、皆さんよきDMライフを。