三浦大知 NON STOP DJ MIX Vol.2が気持ち良すぎて昇天した
DJ大自然にコテンパンにやられました。確実に息の根を止められた。
大自然ってキャップ被ってDJやってない時、絶対ただの肌のきれいなヤングなおじさんにしか見えないと思うんですけど、一たびDJのスイッチ入ったらもうホントにNON STOPおじさんになっちゃう。鬼。子供みたいな無邪気な笑顔してこちらの耳を溶かしに来る。恨みを買ったわけでもないのに。むしろCD買ったの俺なのに。
第一弾 DJ MIXの時点でもう十分トリップしそうになったけど(Hypnotized→Inside Your Head→Love is like a bass line→Who's The Man→Touch Meの流れ最強)、今回さらにMIXの威力に磨きをかけてきやがった。エグイ。本人も「全体的にかなり上手くいった」みたいなこと言ってたけど、BPMからリズムから歌詞から、昇天ポイントが多すぎる。第一弾よりノンストップ感マシマシ。右を向いても左を向いても三浦大知。
というわけで29曲分感想長々書きますが、無論ネタバレの宝石箱や~~状態なので一聴してからでどうぞ。
1.EXCITE
まあ2010年代の大知つったらなんだかんだこれだよな~つーか音源で聴くの久々だな~~とか呑気なこと思ってたら
ワァン!(コッ…)この手の中ァ!(コッ…)進むべきラァイフ!(コッ…)生きてくだけぇ!(ビョォン…ビョォン…テテテテ…ビョォン…ビョォン…
2.Baby Just Time
ビビり散らかした。そんな鮮やかな繋ぎ方ある?
セトリ見た段階からどうすんだと思ってた部分なんだけど、大自然センパイマジパネエっス。
3.飛行船
前曲のアウトロがいい感じに尾を引いてる。やっぱりこの曲のイントロの「テンテレテン…」ていう音は印象に深く残るなあって感じ。
そして
4.Black Hole
ONE ENDにて披露され数多のファンを失神させたミックスアレンジ。初聴じゃなかったのでどうにか耐えたが、予備知識がなかったら「ヤベーーーー!!!」って言いながら町一周してた。
改めて音源で聴いても違和感ない。大知の声若ぇ~~ってくらい。完全にBlack Holeに移っても飛行船のアウトロがわずかに生きてるとことかなんかニンマリしてしまう。
そうしてサビでダンス脳内再生してたら
グォォン(テン)グォォン(テン)グワォォ(テン)ォォォォッ(テン)
ブラックホォゥ...テン(トゥテン)テンテンテン……
5.all converge on "the one"
卑怯だろ~。誰がそこ混ぜると思うんだよ。
もちろんこのアレンジ脱帽なんだけど、意味の上でも、「Black Holeがその質量によって周囲のものを引きずり込む→全てが一つに収束する」っていう見事な解釈。
6.世界
綺麗なメロディーから優しいメロディーへ。耳溶ける~。
「隣を見ればこうして君がいる」の歌詞がこの曲としっかりリンクしてて多幸感がすごい。あれ?俺、泣いてる……?
7.Darkroom
ウカウカしたら暗闇になっちゃったよ。
この曲で描かれる暗闇の中での二人も、歪んではいるが「君こそがこの世界のすべて」と言える関係で面白い。
というか長年の謎なんですけど最初なんて言ってんの?「ヤヴァイ…」て言ってね?
8.Breathless
Darkroomからのい、色気大知作戦……
9.MAKE US DO
確信犯だろ。色気から色気へ繋ぐんじゃないよ。
個人的にメサメサに好きな曲なのでもっとこの曲の披露多くてもいいと思います。
10.comrade feat.三浦大知
軽快なリズムと裏腹にじゅっくじゅくに熟した歌声が癖になるcomradeじゃねえか。やっぱいい曲だなおい。
11.普通の今夜のことを -let tonight be forever remembered-
き、気付いたら大知がドリカムと手組んでJPOP乗っ取りに来た……
「あなたの一生~」のとこ、何回聴いても刺さるいい歌詞だな~って痛感する。おい東出、聴いてっか?
12.Perfect Day Off
ラブラブソングゾーン突入。言ってしまうとこの曲ほんっとに終始何もしてないし、何の深い意味もないんですけど、声がいいから許されてる。ズルい。
13.Forever & Always
ラブラブ最終形態。大知の曲の中で多分一番ラブラブしてる。
これにバチバチコレオがあるのも驚いたし、COLORLESSツアーでやったのも腰抜かした。
14.I Remember
アコギの音色が気持ち良過ぎる曲第一位(俺調べ)。FEVERツアーのバンドアレンジ素敵でしたねえ。
15.U
もっとライブで披露されていい曲TOP10入り(俺調べ)。ダンスもしっかり考えられてるし、絶対ライブ映えすると思うんですけど、大知君そこんとこどうすか?
16.Color Me Blue
メロディから「青」が伝わってくるすんごい曲。最初聴いた時「こんな曲も作れんだなあ」って感服した。
17.I'm Here
これまでにエールソングをたくさん作ってきた大知だけれど、この曲でキレイに実を結んだと思う。
今この瞬間を生きていくことを「踏み鳴らす」と表現するのも、ダンスを愛する彼らしい言葉。
18.Neon Dive
前曲とBPM揃い過ぎて泣いちゃう。
(RE)PLAYツアーで大盛況だったし、これももっとライブでやりましょう、マジで。コレオついてきたら泣いて喜ぶ。
19.DIVE!
ファンが絶対気に留めたタイトル繋がり。いきなり2番に飛ばしていくの好き。
20.全速力 feat.三浦大知
間奏のベースからの入り流暢過ぎておったまげ。
曲中にさりげなく混ぜられるEXCITEのフレーズ。ニヤニヤが止まんねえ~~~
第1弾でもそうだったように、やっぱ大知にとってKREVAとの出会いは計り知れないものだったんやなって、しみじみ考えながら聴いてたんですけど
全・速・力・で!パォン
テ~レレレ
全てがァ~~~(デレッ!)~~~(デレッ!)ァァァァ~~~(ドゥッパァン!)!!!!!(デレッ!)
俺「あぁぁァァァァ~~~~~~~~~~~~!!!!!!!!!!!!!!!」
追い討ちのごとく
オォオォォ!!!!(ドゥンドゥントゥッ!)オォオォォ!!!!(ドゥンドゥントゥッ!)
ホントの!!(ドゥッドゥッドゥッ)鼓動ォォ!!!!(ドゥッドゥッドゥッドゥットゥトゥトゥトゥトゥットゥッ!!)
デェン……デンデェン………
死にました。
21.Cry & Fight
いや…このマッシュアップは予想出来た奴いねえだろ……せいぜいアウトロイントロ繋げる程度かと思ってたらこんな…こんな……ひどい……最高………
22.Dancing With My Fingers
とか考えてたら「こっから本番だゴラァ!!!!!」っつってMIYAVIにギターでしばかれた。ひでえ。
変則的過ぎてチビったんですけど、C&Fのラストで涙を指で拭う振りがあるんでそれが関係してたら面白いなと思いました。
この曲ももっかいライブで聴きてえなと思ってアウトロよおく聴いてたら、おかしいな~、なんか奥の方に耳馴染みのあるリズムが聴こえるな~、おかしいなおかしいな~って…
ダンスィンウィズマィフィンガァズ!!!!
(テンテントコトン!!)
23.(RE)PLAY
優勝。例のポーズ決めてる大知が見える。ライブですっかり定番化したこのアレンジ、音源化ということで多くのファンが大満足。
余談ですけど「どっからでも(RE)PLAYしていいよ」ってこのMIXのこと言ってるように聞こえません?聞こえない?そう…
24.Unlock
Unlockの命!それはベースライン!!アウトロからベース聴こえた時ゾクッと来た。
25.Corner
激しいUnlockから一転、静かなピアノと穏やかな歌声の世界へ。
この曲ドチャクソ好きです。片隅とペアで作ったのもすげえし、大知の必殺技「静から動」の展開鮮やか過ぎ。
26.誰もがダンサー
やけにこの曲たち親和性が高いなと思ったら作曲の雰囲気似てません?細かな奇天烈な音がそこかしこに溢れてる感じ。伝わってんのかこれ。この曲もライブでもっとさ。ね。
27.COLORLESS
BPM君さあ……。示し合わせてる?
前曲で「誰もがダンサー」とか言って温かく受け入れといて急に「てめえ何色だ?俺は無色だよ」とか言い出した。ボースティングの切れ味バカみたいに増してるぞ。怖いわ。
28.綴化
球体の中でもより異質なこの歌を入れるの思い切ってるなと思ったんですが、考えてみれば「COLORLESS→いつか色褪せたこの世界」っていうシンプルな詞繋ぎでした。ただポップス並びのこのMIXの中だと13倍くらい浮きますね。
29.Blizzard
ラスボス。
「単色の大地」で綴化からの流れも引き継ぎつつ、EXCITEと同じく紅白出場曲になった、三浦大知を広く知らしめたこの曲で締めるのはまさしく総括だなって感じ。2020年代も、物語は続いていく。
全29曲、まとめると最高です。ただマジで全速力からC&Fの流れが完全にトリップ出来ちゃうので、全部聴く時間がない時もそこだけ摂取しちゃう可能性が高いです。大自然、恐るべし。
もちろん皆さんこの曲あの曲が入ってなかったってのはあるでしょうけども、大自然にそれをぶつけるのはやめましょうね。十分素晴らしい作品ですから。そんなねえ、Be Myselfが入ってなかったくらいで、ねえ。Be Myselfがないくらいでギャーギャー言っちゃダメですよ。Be Myselfがないからと言ってね。あーあ、Be Myself。
あ、もうこんな時間。んじゃ俺、Be Myselfあるから、そろそろ行くわ。
大自然先輩、次はマジでBe Myselfお願いします